結婚式のプロフィールムービーを自分たちで作成したいと考えておられる新郎新婦様もとても多くおられます。近年はパソコンの性能も大幅に上がり、スマートフォンのアプリでも手軽にムービー制作を楽しむことが出来るようになってきました。プロフィールムービーを作成するための選択肢がとても増えたため、どのような方法で作成するのがベストなのか迷っておられる方も少なくないようです。このページではプロフィールムービーを作成するための方法の中からいくつかをピックアップし、具体的な作り方や注意点などをムービー作成初心者の方に向けてまとめてご紹介しています。これからプロフィールムービーを作成しようと考えておられる新郎新婦様に是非お役立ていただきたいページです。
プロフィールムービーの作成方法
プロフィールムービーを作成しようと考えたときに考えなくてはいけないことがとても多い事や作成方法の選択肢が色々あることに圧倒されてしまう新郎新婦様も少なくありません。まずはプロフィールムービーを作成するといった場合、どのような選択肢がありどのような準備が必要なのかを整理しておきましょう。
プロフィールムービー作成方法の種類
プロフィールムービーを作成したいとなった場合、いくつかの作成方法が選択肢として挙がってきます。
- 自分で作る
- 結婚式会場にそのまま依頼する
- プロフィールムービーの制作業者に作成を依頼する
- ココナラやクラウドワークス等で個人に制作を依頼する
自分でプロフィールムービーを作成する方法
最後に人気のプロフィールムービー作成方法が、自分で作ってしまうという方法です。最近はプロフィールムービーを作成するためのテンプレートやアプリが充実してきているので、全くの初心者でもプロクオリティのプロフィールムービーを手軽に作ることが出来るようになりました。
特にテンプレートはプロフィールムービーを作ったことが無い方でも差し替えるだけの編集で作ることが出来るので、手軽に作ることが出来る方法です。例えば以下のようにフェイスブック風のプロフィールムービーも手軽に作ることが出来ます。
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結婚式会場にそのまま依頼する
結婚式会場にそのままプロフィールムービーの作成をまとめて一括して依頼することも出来ます。席次表や招待状、花の準備やキャンドルの用意などなど、結婚披露宴の準備では決めなくてはならない事ややらなくてはならない事が本当にたくさんあるので、一括してまとめて依頼するというのも1つの選択肢になります。
この場合のメリットは何よりも手間が少なくて良いという点でしょう。反対にデメリットとしては、結婚式会場はあくまでも代理店でプロフィールムービーの作成は結婚式会場から当サイトのNONNOFILMのような専門業者に外注されます。結婚式会場は当然マージンをとりますので、代金が通常よりも割高になりやすい傾向にあります。デメリットとメリットを検討して折り合いがつくようであれば、結婚式会場に一括して依頼するというのも良い選択肢です。
プロフィールムービーの作成業者に依頼する
プロフィールムービーなどのウェディング系ムービー全般を広く手掛けている専門の映像制作業者がたくさんあります。プロフィールムービーを制作することに特化した技術を持っているので、結婚式会場のスクリーンサイズ等も考慮しながら適切な企画でプロフィールムービーを制作することが出来ます。結婚式会場を経由した発注とならないので、中間マージンが発生せず、料金もそれほど高くはなりません。しかし自分で業者を選んで見極めて依頼するという手間が少々増える点がデメリットです。
ココナラやクラウドワークスで個人に制作を依頼する
近年増えてきているのがココナラやクラウドワークスといったフリマアプリ「メルカリ」の「技術版」ともいえる手軽に他者の個人にプロフィールムービーの作成も依頼できるといったサービスです。専門業者として設備投資をしたり人件費を掛けたりはしていませんので、圧倒的に安いというのが大きな魅力になります。しかし技術力は本当にピンキリで、映像制作に必要な知識について全く知らない初心者の方も本当にたくさんいます。(映像に関する質問をしてもまともに回答が出来ない方も多い)
本業として映像制作を行っている方が小遣い稼ぎにやっているような場合には大いに当たりかと思いますが、ハズレの素人の方もたくさんいるので、この辺りは一つの賭けのようなものかもしれません。よく連絡をとってみて良い人を見極める力も必要になってきます。
加えて注意点はBGMの許諾処理に関する契約を持っていない方が大半だという点です。当サイト(NONNOFILM)のようにプロフィールムービーの専門業者は日本著作権協会やレコード協会、ISUMと契約を行っており、利用する楽曲について許諾処理が正式に行われたことを示すシールをDVDに張り付けることが出来ます。最近はBGMの許諾処理が行われたことを示すシールの無いDVDをお断りする会場も増えてきているので、ココナラやクラウドワークスに類するサービスで個人に直接プロフィールムービー制作を依頼する場合には、上映できない(会場に断られる)リスクの事も考えておくと良いかもしれません。
プロフィールムービーを作成するために必要なもの
プロフィールムービーを作成するために必要なものはそれほど多くありません。プロフィールムービーは新郎新婦の生い立ちをメインで紹介していくムービーなので、新郎新婦の幼少期の写真をメインで必要とします。さらにそれらの写真に添えるコメントも必要です。
この写真とコメントが用意できれば、後は業者や会場に依頼するのか自分や個人の方に依頼するのかといった方法でプロフィールムービー制作に着手することが出来ます。
- 新郎新婦の生い立ちを紹介する写真
- 写真に添えるコメント
プロフィールムービーを作成するときのポイント
プロフィールムービーを自分で作るにしても専門業者に依頼するにしても、押さえておきたいポイントがいくつかあります。プロフィールムービー制作のポイントをピックアップして押さえておきましょう。
写真選び
プロフィールムービーでは新郎新婦の二人の生い立ちをメインで紹介していきます。新郎新婦の二人の写真が必要になりますが、ここで枚数やどの年齢をどの程度の枚数にしようかとおおくの方がとても悩みます。
写真の枚数は1枚の表示時間に大きく関係し、さらに1枚の適切な表示時間はコメントの量に大きく影響を受けます。概ね新郎・新婦・二人の各パートが10-15枚ずつになり、全体としては40-50枚程度になるのが一般的です。各パート毎の10-15枚を誕生>幼稚園>小学校・中学校>高校・大学>社会人等時系列ごとに区切って枚数を配分していくのがおおまかな写真選びのポイントとなります。
どの年齢を何枚程度にするのかに決まりはなく、自分が紹介したい写真なのかどうか、写りの良さや思い出のエピソードの内容などで自由に決めると良いでしょう。
コメント選び
プロフィールムービーでは新郎新婦二人の生い立ちを紹介したいわけですが、その紹介をコメントで長々と書いてしまわれる新郎新婦様は意外と多いです。伝えたい思いやエピソードがたくさんあることはわかるのですが、残念ながら長い(長すぎる)コメントはほとんど読んでもらえません。
1秒間に4文字程度しか人間は字幕の文字を認識出来ないといわれていますので、プロフィールムービーのコメントを用意する時には写真を表示するのにかかるおおよその時間6-8秒程度でしっかり読める長さかどうかをよく検証すると良いでしょう。
写真を見ればエピソードが十分伝わるような写真をしっかり選んであげると、コメントはそれほど多くしなくてもよくなります。
会場での事前試写は必ず行いましょう
プロフィールムービーを自分たちで制作する場合、色々な問題に直面することと思います。結婚式の披露宴会場で上映することを目的とするプロフィールムービーではセーフゾーンやアスペクト比、解像度といったDVDやプロジェクターでの上映時に注意が必要な特有のポイントも多々関係してきます。初心者の方の多くはこれらプロの業者であれば当たり前に知っている点の知識をほとんど理解しておられない方が多いので、実際に披露宴会場で上映のテストを行ってみたら画面が切れているとか、ゆがんでいる、縮んでいる、色がおかしいといった様々な問題が発生します。
初心者の方は会場での試写をしっかり行って、そのあとに修正が入る可能性もしっかり考慮して十分な余裕をもってプロフィールムービーを制作しましょう。
まとめ
プロフィールムービーの作成方法には色々な選択肢があり、これからプロフィールムービーを制作しようとお考えの新郎新婦様はきっと色々迷っておられることと思います。自分で作る、会場へ依頼する、専門業者へ依頼する、個人へ依頼する等の色々な選択肢がありますが、それぞれにメリットデメリットがありました。
一生に一度の結婚式、そして一生に一度のプロフィールムービー上映なので、失敗の内容に是非色々なプロフィールムービーの制作方法をご検討いただければと思います。
すばらしいプロフィールムービーが作成できるといいですね。