手のひらツールでタイムライン内を移動する

PremiereProのシーケンス内で自由に移動したい時に手のひらツールを使うととても便利です。マウスのホイールを回して移動することもできますが、微妙な移動の場合には手のひらツールと使ったり拡大や縮小を行うことでさらに便利な移動が可能になります。このページではPremiereProの手のひらツールの使い方についてご紹介しています。

手のひらツールでタイムライン内を移動する

動画編集を行っていてプロジェクト全体が長くなってくると、タイムラインを1画面だけで表示しただけでは全てのクリップが表示できなくなってきたり小さくて見づらいというときが生じてきます。タイムライン全体を画面で見ることが出来ない場合には、タイムラインを移動して別の箇所のクリップを選択して編集を続けていく事になります。この時の移動で手のひらツールを活用するととても便利です。

手のひらツールのメニュー

手のひらツールはツールパネル内に表示されている手のひらのマークのツールです。このツールに切り替えた状態でタイムラインをドラッグすると、タイムラインを移動することが出来るようになります。

手のひらツールのショートカット

手のひらツールを使ってタイムライン内を移動する場合にはショートカットを使って手のひらツールに切り替えると便利です。IllustratorやPhotoShopでは一時的に手のひらツールに切り替えるためにスペースキーを使うことが出来ますが、PremiereProの場合にはスペースキーはプレビュー再生となりますので利用できません。手のひらツールに切り替える時にはキーボードの[H]を利用します。また元の選択ツールに戻すときには[V]で戻る事が出来ます。

  • 手のひらツール:H
  • 選択ツール:V

手のひらツールを使わないでタイムラインを移動する

手のひらツールを使ったタイムラインの移動も良いですが、マウスにホイールが付いている方はそのホイールをクルクルと回すだけで移動することが出来るためおススメです。[Alt]キーを押しながらホイールをクルクルさせることで拡大や縮小も同時に行うことが出来ます。タイムラインの移動は頻繁に行う操作の一つなので、手元のマウスで行うという方がやりやすい方も多いかもしれません。覚えておくと便利でおススメです。

手のひらツールとホイールで移動を簡単に

PremiereProでは手のひらツールやマウスのホイールを活用することでタイムライン内を自由に移動することが出来ます。タイムライン内での移動というのは動画編集作業においてかなり頻繁に行う作業の1つなので、手のひらツールやホイール操作など自分にとってやりやすい操作方法を早めにマスターしておく方が良いでしょう。

個人的にはホイールのクルクル操作が最も使いやすいように感じていますが、この点はAfterEffectsとも共通する操作だからなのかもしれません。自分に合ったお気に入りの操作方法が見つかるといいですね。

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