エンドロールを自作できる初心者向けのソフト

結婚式のエンドロールを自作したいと考えたときに、ソフト選びもとても大切です。背景に写真しか置けないのか?背景用のデザインも使えるのか?2画面3画面といった画面構成のレイアウトは作れるのか?などなどの点はエンドロールを作るときにソフトの機能に大きく左右されるからです。このページでは結婚式のエンドロールを作成できるソフトの中から初心者向きのものをいくつかピックアップしてご紹介しています。

エンドロールを自作できる初心者向けのソフト

ウィンドウズムービーメーカー

ムービーメーカーの公式サポートと公式配布が終了していますので、ムービーメーカーを利用してエンドロールを作成される方は少なくなってきているかもしれません。しかしパソコンに入っている方や、ネットから探してきてムービーメーカーを使ってエンドロールを自作される方も未だに少なくないようです。

ムービメーカーで作れるエンドロール

ムービーメーカーでは「写真もしくは動画」と「コメントテキスト」の2つのレイヤーしか同じ画面内に表示させることが出来ません。そのためムービーメーカーで作れるエンドロールはとってもシンプルです。よくあるスライドショーを画面の左や右に寄せて、出席者の一覧のクレジットと重ならないようにするレイアウトは、残念ながらムービーメーカー単体だけでは作成できません。

  • ムービーメーカーでは写真や動画とテキストの2つの要素しか同時に扱えません。黒い背景+写真+テキストというレイアウトは作れません。
  • 「背景に写真だけ」「背景に動画だけ」というシンプルなエンドロールなら簡単に作成できます

iMovie

iMovieで作れるエンドロール

マックOSご利用中の方が無料で利用できる動画編集ソフトです。iMovieではムービーメーカーよりももう少し高度な編集が出来ます。同時に扱えるレイヤーの数が2つだけに限定されていませんので、写真を画面の左に寄せて、右側に出席者一覧のテキストを乗せるといったレイアウトが作成できます。ピクチャインピクチャという機能を駆使できるようになると、背景に画像や動画ファイルを置いて前景にスライドショーを置くことが出来るので、デザイン性のあるレイアウトを作ることも出来るようになります。

しかしiMovieでエンドロールを作る上で最大のネックとなるのが、スクロールアニメーションするテキストの位置を画面の中心にしか配置できないという点です。ピクチャインピクチャの機能を利用する事で画面の左右にスライドショーを寄せることは出来るのですが、肝心のエンドクレジットを左右に寄せる事が出来ません。スペースや改行などを駆使して強引に作ることも考えられますが、iMovieの弱点やデメリットとしてもよく取り上げられる制限なので、テキストの自由配置に困るようであれば他のソフトへの切り替えも検討して良いかもしれません。

After Effects なら自由自在です

After Effects というソフトは基本的にプロ用のソフトになります。なので単純な操作はムービーメーカーやiMovieなどと比較するととても難しいです。しかしAfter Effects にはテンプレートの機能がありますので、プロが作成したエンドロール用のテンプレート利用すれば簡単に複雑なエンドロールを自作出来ます。

After Effects で作れるエンドロール

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無料の体験版が公開されていますが、この無料体験版には日数制限はありますが機能の制限がないので体験版でもエンドロールを最後まで作ることが出来ます。試していないならちょっともったいないかも。

他にもいろいろ人気のソフト

このページで紹介しなかった以下のソフトでもエンドロールは作成できます。動画編集をメインに扱うソフトではありますが、エンドロールの出席者一覧のコントロールが可能です。一般家庭向けの比較的安いソフトなので、結婚式をきっかけに購入しても損はないソフトです。

  • パワーディレクター
  • ビデオスタジオ
  • プレミアエレメンツ

エンドロールを自作するためにはソフト選びも重要

結婚式のエンドロールでよく見かける、スライドショーを画面の左右どちらかに配置してエンドクレジットと重ならないエンドロールを作る場合には、複数の画像やテキストデータを同時に扱うことが出来て、尚且つ自由な配置が出来るソフトが必ず必要になります。

初心者の方に多いご要望ですが、ムービーメーカーもしくはiMovieを使ってプロクオリティのエンドロールを自作したいという考えは、残念ながらソフトウェアの機能的な限界として不可能です。複数の素材を同時に扱ったりテキストや写真を自由に移動しアニメーションさせる高度な機能が無ければ、プロクオリティのエンドロールを作ることは難しいです。

断固フリーソフトだけでプロと同じような品質のエンドロールを自作することを目指されるようであれば、唯一AviUtlだけがとても高機能でエンドロールの自由なレイアウト作りが可能です。ご興味のある方はAviUtlを使ったエンドロールの作成方法について調べて見られると、完全に無料で2画面3画面レイアウトのエンドロールを作成できるかもしれません。

AviUtlと同等かそれ以上の機能を持っているAfterEffectsでは高度なエンドロールが作成できるので、時間を掛けずに高度なエンドロールを作りたい場合にはAfterEffectsとテンプレートを合わせて利用する方法が最もおススメです。

素晴らしいエンドロールが自作できるといいですね。自作の方はソフト選びから色々と比較検討されてみてください。

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